きまぐれな日記(クワガタ・カブト・カナブンその他に思うこと)・独り言
2007年 4月 13日
最近、夏休みの宿題から昆虫標本が消えようとしています。子供たち自体が昆虫採集に興味が無くなったのではないと思ってます。
いろいろな昆虫の採集会に参加していますが、子供たちは目を輝かして虫を探してます。では何故か、たぶん “可哀そうだから殺したらだめよ!”
と言うお母さんの言葉や、 “針をさして可哀そう”、 “虫を殺して可哀そう”と言う非難の言葉に怖じ気ずいているのだと思います。
矛盾しているような気がします。親もチョウやトンボは殺しては可哀そうと子供に言っているのに、家にいる衛生昆虫(ゴキブリやハエなど)は
平気で子供の前で殺していることに気付くべきだと思います。少なくとも人間は他の生物の命を奪って生きています。
昆虫採集が命を大切にしていないと言う考えは間違ってると思います。
昆虫採集をして標本を作ることは、情報教育に最も適した材料だと思います。昔みたいに子供たちがフィールドで駆け回る姿をいっぱい見たいです。
(小学校の通信簿の中に “自然を愛護し、自他の生命を大切にする。”中学校では “生命を軽視する言動はしない。身の回りの
小動物など生命のあるものを大切にする。”という項目があるそうですが、少し言葉を変えた方がいいような気がします。)
2007年 2月 7日
4年前ぐらいから昆虫教室の講師を頼まれてやっているのですが ここ2年の子供たちのクワガタ・カブトに関する知識の拡大には驚かされます。
普通に資料を配って話をするだけだと 100%子供たちは飽きるので クワガタ・カブトの生体を20種ぐらい持っていって
“最後に見せるから それまでは話を一生懸命聞いてください”と前振りすると一生懸命聞いてくれます。2005年度ぐらいまでは
生体を見せて説明して “わ〜すっげ〜”ぐらいで終わっていたのですが 2006年度は “これはハスタードノコギリといいます”と言うと
間髪入れずに “マライタだ〜”と言うように 全部の個体の産地まで言い当てる子供までいました。驚きです。
ここまで興味を持ってもらえるのはムシキングのお陰です。悪い影響も有るけど まあ良しとします。でも最後の質問は決まって “どっちが強い”
です。子供らしくて私個人はこの質問が大好きです。
(アンテは子供たちに全然人気がありません。う〜ん・・・でも必ずお父さんの目はキラリ〜ンと光ってます。)
2007年 1月 6日
新年 明けまして おめでとうございます。今年も スーパースター☆ビートル☆クラブ を宜しくお願い致します。
2006年を振り返って思うことがあります。一人で良い個体の血統を維持することです。私の場合 大病する前までは
一人で頑張っていたのですが 大病後 その事の難しさを痛感しました。良い個体のほとんどが累代不能になりました。
その時助けてもらったのが 北九州市の細川さんでした。カリンポン モンカイ その他良いなと思う血統を細川さんにだけは
譲っていました。おかげで これだけは継続したいと思う血統は 今でも累代できてます。やっぱり一人では限界があります。
今現在では おとまるQさん 阿武先生(私の体もケアしてもらってます。) Dhampirさん と仲間も増えて
2006年度はブリード的には充実した年でした。これからも良い血統のアンテを
仲間と一緒に一生ブリードして行きたいと思っています。