はじめに

昔から虫取りが大好きで小学校の1年 ぐらいから夏休みになると、田舎の実家に行ってクワガタ・カブトを採ってました。

恥ずかしい話ですが高校3年まで暇が有れば採集してました。大学に入り運転免許を取得して、かねてからの夢だった

オオクワ採集を始めました。始めて9年間は収穫0でした(当時27歳)。10年目になって幼虫採りを知って、その年の暮れに

(昭和63年12月)に初ゲット!それからは狂ったように採集しまくりでした。佐賀、大阪、兵庫、岡山、広島、熊本、宮崎、大分、

対馬、山口、至る所で採集を楽しみましたが、平成11年辺りから、訪虫などの影響でわりと簡単にオオクワが採れ始め、

オオクワの採集意欲が薄れてそれ以降、私の虫の師匠(大恩人)椋木さんと一緒に他の甲虫(カミキリ・ゴミムシオサムシ・

ハムシ・その他)や水生昆虫などの採集を楽しんでます(これが結構面白いです)。なのでクワカブ以外の虫中心に

採集記を載せて行きたいと思ってます(クワカブのホームページなのにすいません)。でも他のクワガタ採集は続けているので、

それは載せて行きます。(去年の11月にDORCUS POCKETさんに熊本に連れて行ってもらいましたがとても感動しました。

オオクワ採集は4年ぶりでしたが、こんな場所がまだ有ったとは・・・。全国的にも天然オオクワが採れる所はまだまだある筈

なので、皆で協力して守っていきましょう。ちなみにオオクワ3令幼虫2頭ゲットでした。また連れて行ってくださいね。)

 

オオチャイロハナムグリ



オオチャイロハナムグリ Osmoderma opicum Lewis は日本最大種で、標高の高い山などに生息しています。全国的に分布していますが、
            (大木のほこら)

一般の方が目にする事はまず無いハナムグリです(天然物)。♂♀で形の変化は無いのですが♀の方が若干大ぶりです。正確に判別するには

腹の脹らみしかないようです。2004年までは大阪府と山口県だけ記録がなくて、県内の虫やさん(特に甲虫やさん)も躍起になっていましたが、

2004年度山口むしの会の採集会(山口県玖珂郡錦町河津峡)で、椋木 博昭氏(師匠)がサワグルミの木で♀をゲットしました(山口県初記録)

ただ虫やさん(標本やさん)の性で速攻毒ビンの中へ・・・。もったいない。卵を持っていたかもしれないのに、その♀をエサに♂もおびき寄せられ

たのに・・・実にもったいない。それ以降山口県でオオチャイロハナムグリの記録はそれだけです。今年は(2006年)写真の広島県十方林道産

F2♀を使って(トラップ)山口県産♂をゲットしたいと思ってます。出来れば♀もゲットして山口県産をブリードしてみたいです。がんばります。

 

キノコゴミムシ

キノコゴミムシ Lioptera erotyloides は,北海道から九州まで広く分布していて,近県の広島県や島根県からも記録があり,決して珍しい種では

ないのですが,山口県では今まで記録がありませんでした.2005年7月後半に友達に頼まれたヒラタの♂のみを採集に行った時、たまたまその日は

近くのクヌギ林には採集者が多く阿東町まで足を延ばす事にしました。阿東町辺りも道沿いのクヌギなどは、採集者がまめに回っているので

少し奥に入ったツクバネガシを見に行くことにしました。ツクバネガシは カシ類の中ではシロスジカミキリなどがよく産卵する木で 穴がボコボコ

開いていて樹液をよく出す木です。狙い通り50mm台2頭ゲットして帰ろうと思った時 根元近くにケシキスイに混ざって

少し変わったキノコムシがいたのでついでに持ち帰りました。師匠の椋木さんにゴミムシ類キノコムシ類は採っておいてと

言われているのでよく採っているのですが種類の判別が出来ないので 直感で “あまり見ない個体だな”と思ったら持ち帰ります。

翌日 博物館にその個体をもって行ったら山口県では採集例の無いキノコゴミムシだと言われちょっとびっくりしました。

早速その日に二人で行ってみたのですが いませんでした。かなり粘ったのですがだめで 日を改める事にして

ツクバネガシに吸蜜していたシロシタバオニベニシタバを採集して帰りました。ですが今現在(2006年10月)採集出来ていません。

キノコゴミムシ
ヨツボシケシキスイ
上シロシタバ・下オニベニシタバ

 

ブータン

クワマニックの鶴見さんの許可を頂いたので、ブータン採集中のいろいろな写真を載せていきます。いつか行きた〜い。

ブータンの風景です

アンタエウス・クルビデンスが棲む森

採集成果パート1
ライヒ?
ティティウス?
ネパレンシス?
?カブト

ブータンの子供たち