初めに
一般的にMT160のイメージは、アンタエウス・ヒラタ系などの根食い系は大きくなるが他はそうでも無い。
値段が高く、若干コストが下がるブロックを購入しても手詰めが難しい。菌が廻りにくい、幼虫が潜らない。
その他諸々、イメージ的にはあまり良くない印象を持たれている方が多いと思いますが、
他の菌種に比べて、菌の持ちが異常に良くて、通常オオヒラタケpp850ボトル2本で羽化する種類の虫が
1本で羽化します。そうなるとコストも半分で済みますし、何より虫が大きくなります。アンタエウスで例えると
添加剤無しで90を超える菌床はMT160だけです。他の種類でも数多くMT160が有効な種が有ります。
ブリードをする以上、 最終目標は大きい虫を出す! そうゆう方が多いと思います。
これから何章かに分けて、なるべく丁寧に、MT160の有効な使用法を説明していきたいと思っています。
第一章